後悔しない進学塾の選び方1「結局ないものねだり?悩むよりも合わせるべき」

yoshizooo

我が家では、小5年生の長男(以下、かえで)は4年生から日能研に通っています。小3年生の次男(以下、たいら)は2年途中から臨海セミナーに通っています。

たいらはまだ受験勉強が本格的に始まる4年生以降も臨海セミナーと決めたわけではないので別として、かえでの日能研は本当に日能研が良かったのかと夫婦でよく話題になりました。

 

やっぱり早稲田アカデミーにしておけばよかったなぁ。

 

かえでは入塾の際、日能研と早稲田アカデミーで入塾テストを受けて、日能研は中位クラス、早稲田アカデミーは上位クラスとの判定でした。

上位クラスに気を良くした私たちは、さっそく早稲田アカデミーの冬期講習に行かせたのですが、思いのほかレベルが高く、これからずっとついていけるか不安となり、最終的にはかえでと相談したうえで日能研に決めました。

でも、家からの距離は早稲田アカデミーのほうが徒歩5分ほど近いし、先生の面倒見も早稲田アカデミーのほうが良い(日能研は自分から聞きにいかないと割とほったらかし)。

 

色々としっかり検討したうえで決めたんだから日能研でやっていこうよ。

 

常に最善を追い求める完璧主義な母。無理なくやっていこうよ主義な私。転塾するにも何かとリスクがあるし費用も掛かるし、日能研で良いじゃんと何度意見をぶつけ合ったことか。

でも、ふとしたことから「日能研で良かったのかもしれない」と思う出来事がありました。

 

Aくんの弟、日能研に行くみたい。

 

Aくんはかえでと同級生で早稲田アカデミーに通っています。その子のお母さんが、弟は早稲田アカデミーではなく日能研にしようかと思っているとのことでした。

もともと早稲田アカデミーはどちらかといえばハチマキが似合うような実力主義の塾です。面倒見が良いと思っていたのですが、一方で先生が厳しいあまり、辛辣な言葉を投げかけられることもあるようで、それが気になるとのことでした。

辛辣といっても、人格否定のような暴言ではありませんよ。奮起させるための厳しい言葉という感じでしょうか。

 

それに対し日能研は進学塾なりの厳しさはありますが、どちらかといえば塾生一人ひとりのレベルに合わせて無理をさせない方針を感じます。

例えば、早稲田アカデミーはテストの度にクラスが入れ替わりますが、日能研はクラス内の席順こそ成績順になれど、クラス替えはほとんどありません。数か月から半年に1回くらいでしょうか。その間のテスト等を踏まえての総合判断なのでしょう。

 

意外。Aくんの弟も早稲田アカデミーに行くと思ってた。

 

実際に早稲田アカデミーに通わせている家庭のお母さんからこういう話を聞くと、結局ないものねだりなのかなと思います。となりの芝生が青く見えるみたいな。

子どもの未来を左右するかもしれない進学塾選びですが、よほどのことがない限り、選んだところが正解と言えるのかなと思います。途中で転塾する子もいるでしょうが、経験という点ではせいぜい2つの塾を比べられるくらいです。スマホやらPCやら家電やら、いくつも使ってみて比較できるものではありません。そして、コンピューターの性能と違って数値化できるものでもありません。

進学実績という点では可視化されますが、SAPIXに入塾したってついていくだけの実力なり素地がなければ良い学校には行けません。

明確な正解がないのだとすれば、大事なのは入塾したあとに他塾にしておけば良かったかなと悩むよりも、入塾した塾にアジャストしたやり方を模索して実施していくことなのだろうなと感じた次第です。

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