13日目「親の視点だけじゃ、色々と不足してると思った話」
かえで(長男)は日能研に通っていますが、たいら(次男)は臨海セミナーに通っています。もともと長男も次男も公文式をやっていて、長男は小学3年生末から、中学受験のために日能研に切り替えました。
次男はまだ小学2年生です。我が家的には通塾するにはまだ早かったのですが、算数を強化することが目的で臨海セミナーに入塾しました。
きっかけは、臨海セミナーで受けた無料テストで良い点数をとれたことでした。
理由は、塾代がリーズナブルだったことと、公文式の算数に苦戦していたことです。公文式はプリントを繰り返し解くことで内容の定着を図る手法です。算数のプリントは基本的に計算ばかり。つまりは、単純作業の繰り返しになるわけです。
長男は算数が得意なこともあって、この手法が合っていたのですが、次男は合っていませんでした。いつもギャーギャー言いながら、それをたしなめながら、プリントをこなす日々。
そこで公文式ではなく、塾であれば算数の繰り返しというよりも、文章問題や絵柄のある問題など、色々と変化があるので飽きずにできるかなという目論見で、臨海セミナーに通わせることにしました。
でも、国語は得意なので公文式を続けています。国語は現在5年生のレベルまで進んでいます。算数は2年生後期くらいで、多少先取りしているものの、ほぼ現在の学年相当でした。
先日、その臨海セミナーの先生と面談がありました。
たいらくん、頑張っていますよ。
ありがとうございます。
国語よりも算数のほうが得意ですね。
え、意外です。国語の方が本人も得意だと言っているし、両親もその認識でした。
国語は記述などでけっこう悩んでいる様子がありますね。男の子って、傾向として算数の方が得意なんです。女の子は逆ですけどね。
まさか長男と同じく算数派だったのか次男よ。
公文式の進度を見ていると、国語の方がずっと進んでいたのも事実。本人も国語のほうが得意だと言っています。普段会話をしていても、次男の語彙力には目を見張るものがあり、読書もよくしています。
逆に長男の計算力はすごく、勉強を教えていても、ポロっと答えだけを言うので、ちゃんと計算しなさいと言うんですが、本人はすべて暗算で計算が完了しているんです。
(その代わり、おっちょこちょいな間違いもありますけど…)
さらに、小学校の担任の先生からも「算数の方がよくできますね」と言われました。同時期に別々の先生からダブルで同じことを言われたんだからそうなのでしょう。
うちの次男は国語派ではなく算数派みたいです。
親の思っていることと、他者からの視点は、やっぱり違うんだなぁと思いました。責任をとるのは親だけど、親だけの視点では限界があります。色々な方からの意見をきちんと聞いて判断することが大事だなぁと思わせられた一幕でした。
さらに、臨海セミナーの先生はこんなことも言っていました。
たいらくん、「僕もお兄ちゃんに負けないように頑張るんだ」って言っていましたよ。
家ではそんなこと言ったことないのに、次男なりに色々と頑張っているんだなって思わせられました。そういう言葉を家で聞けていないってことは、次男の気持ちをもっと聞かないといけないなと思いました。
なんだか色々と子育てについて考えさせられた面談でした。