20日目「栄東の入試に行ってきました」
日本で最も入試の出願が多い中学校、それが「栄東」です。
埼玉県のJR東大宮駅から徒歩10分のところにある、私立の中高一貫校で、進学実績も良いです。
とはいえ、受験者が全国1位になるほど特色があるわけでも、在校生が多いわけでもありません。
全国1位の理由は、埼玉県の中高一貫校は入試の日が早く、都内をはじめ他県の生徒たちが腕試しや入試の練習として受けるからなんです。恐らく、我が家も受けることになるでしょう。
というわけで、うちの子はまだ4年生ですが、入試当日の雰囲気を今から学んでおくために、リアルタイムで「栄東」に行ってきました。
電車を混雑させるほどの人出
最寄り駅であるJR東大宮駅は、JR宇都宮線にある小さな駅です。うちはJR京浜東北線沿線に住んでいるので、JR大宮駅でJR宇都宮線に乗り換えるのですが、休日の9時台とは思えない混雑っぷりです。多くの乗客が目指すのはJR東大宮駅であり、その先の「栄東」です。
JR東大宮駅に到着すると、この日に合わせて駅員や警備員が増員されています。「栄東」に向けて、人の流れができており、それだけで迷うことがないくらいでした。
さすが、全国1位。めっちゃ人多いです。受験生本人だけじゃなくて、少なくとも父か母は一緒に来ることがほとんどでしょうしね。
ちなみに、うちは受験するわけでもないのに、家族4人での出動ですw
これが栄東か
あえてGoogleマップさんの指示に従って行ってみたところ、試験会場の出入り口ではなく、本来の正門らしきところに到着しました。
私立らしい、なんだか上品な門構え(私は小中高とも田舎の公立)
入試会場の出入り口のほうは、さすが人が多いです。ちなみに、「栄東」では受験会場をいくつかに分けているので、みんなが「栄東」で受験しているわけではありません。
子供よりも大人が多い。受験生は双子でもない限り一家で一人ですが、大人は両親が来れば二人ですからね。その他、取材に来ているメディアらしきものもありましたし。
思ったよりも殺伐とした雰囲気はありませんでしたが、とにかく静かですね。目の前に迫る受験に集中している様子が伺えました。実際、私たち家族も長男が受験するとなれば、気が気ではないでしょう。想像するだけでドキドキします。
一通り様子を見たところで帰路につきました。入場できるわけではないので、本当に外から様子を見ただけですが、それでも結構なイメージトレーニングになりました。長男も次男もなんとなく雰囲気をつかんだ様子でした。
でも、やっぱり親にとって大きい経験ですね。
もし、実際に受験するその時が来たら全力サポートですね。仕事とかしている場合じゃないです。職場で「息子が受験するんです!」って上司に無理言って休むことでしょう。
職場で俺の代わりはいるけど、子どもにとって父である俺の代わりはいないのだから。