15日目「受験生が取り組んでいるレベルって半端ない!」~和差算編~
かえで(長男)は算数が得意です。
日能研のクラス順位でも毎回上位で、各種テストでは平均点を大きく上回る稼ぎ頭です。
そんなかえででも、新しい単元には苦戦するし、理解するまでに時間を要します。
教えるために、まずは親がそれを頑張って理解するのですが、まぁ難しい。中学受験経験のない両親なので、学校教育の範囲はなんとかなるのですが、中学受験特有の問題となると親子そろって四苦八苦している我が家です。
すまぬ、息子よ。
今回の強敵は和差算です。
和…足し算。
差…引き算。
足し算と引き算なんて楽勝だぜ!と思ったのですが、そんな単純なものじゃなかった。
どうやら「線分図」というものを書いて、構図を理解したうえで計算していくみたいなのですが、なぜこの線分図だとこういう計算になるのかというところが紐づかない。
もう公式のような感じで、こういう出題だからこういう計算をするという、暗記に頼った文系的な発想しか出てきません。
線分図は書けるんですけどね。親がこんな理解度だから、もちろんかえでも分からないという。
とりあえずテキストは終わらせたけど、5年生になっても出てくる単元だし、不安はまだまだ続くなぁと。
次の育成テストは果たしてどうなるか…。
頑張って勉強するのは親?子ども?
いかんいかん!あきらめたらそこで試合終了だよと、誰かが言った。やるぞ!息子よ!
とりあえず、子どもに教えるために自分がなんとか理解する。
ふむふむ、気合を入れてやってみると割と分かる。小学4年生、中学受験経験のない35歳のおっさんでもまだ教えられるレベルのようだ。
かえで、まずは線分図を描いてみよう。
えぇ~?こうかな??
事前に妻が教えてくれていたこともあって、割とできるようになっている。とりあえず基礎はなんとかなりそうだ。和差算でつまづいたってことにはならなさそうで一安心。
2021年11月27日のテスト結果
平均点突破~♪
上位クラスを含めても平均以上取れているのでOKでしょう。さらに苦手としている国語も算数と同水準の出来だったのは嬉しい。
唯一、理科のみ平均点を下回ってしまった。今回は月の観測が課題として出ていて、妻ではなく私が教えたのだけど、結果が出なかった。どうも妻が教えたほうが点数が伸びる傾向にあるようで、子育て方針を巡っては口論になることもあるのだけど、相手を尊重できるように自分を改めるべきなのかもしれない。
でも、なによりも、頑張った息子を褒めたい。やっぱり褒めて伸ばすことが一番だからね。